ワヒロの私のイチオシSSRカード絵を見てください(ラ・クロワ+風雲児+愛教編)

ワヒロくん!!春明日の復刻追加スト最高でした!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 皆様お疲れ様です。お元気ですか。
 私は今日も楽しく筋トレとかして生きてます。合宿所のヒーローたちのスクワットに合わせてスクワットすると楽しいよ!!君もイーターを蹴り倒せる指揮官になろう!!!!!


 さて、この記事は


■ワヒロの私のイチオシSSRカード絵を見てください(白星編) - san001の日記
https://san001.hatenadiary.jp/entry/2020/05/10/182729


 の続きとなります。
 なんやかんやで遅くなりましたがやっと全員分です。
 そもそもカード選ぶのが難しいんですよ!!全部良すぎて!!!!(本末転倒)

 

 では参ります。ラ・クロワ+風雲児+愛教編です!

 

 

 

 

[窓の外には]頼城紫暮(開花後)

 

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 実は頼城さんのSSRはイベント上位と一周年しか入手できていません。通常ガチャのSSR確率が上がったので今後はいっぱい来てくれるはずだから楽しみがいっぱいです!(ポジティブ)

 このイベントは予告時に「独特なデザインのセーター」がチラ見せだったため、「誰!?!?!?!?」と指揮官たちが一斉にザワつきました。そういう意味でも非常に思い出深いカードです。
 (なおこの個性的なセーターは彼の愛する善良な市民からのプレゼントです)

 このカードは一見トンチキに見えて、実際トンチキなのですが、かまくらという雪の造形物でありながら温かみを伝える工夫に満ち溢れています。

 スノコとカーペットまで敷いて、更に頼城さんはクッションに座り、こたつの中で鍋と雑煮を食べるという徹底したほかほかっぷり。そしてこれらをより温かく見せるように、全てのアイテムをほぼ暖色でまとめています。見ているだけで自分もホカホカになりそうです。あと鍋めっちゃ美味しそう。

 そして肝心のかまくらも、青に赤紫の陰影がついていることで、ラクロワカラーなだけでなく、雪らしさを損なわずにかまくらの暖かさが伝わります。開花前の雪が青一色で寒そうな分より際立って見えますね。灯りや周囲のアイテムも黄色や橙が積極的に使われています。

 あと雪うさぎと雪だるまが可愛い。こういう細かいアイテム好きです。

 そして頼城さん。顔がいい。こんなセーターで、む…という顔をしていても顔がいい。寄せた眉がどことなくセクシー。顔が良すぎるせいで、このセーターって普通にオシャレなのでは?という気持ちになってしまいます。

 というかこのセーター(の雪だるま)、見慣れてくるとなんか愛着がわきますよね……。

 

 ところでこのイベントに限らないのですが、ワヒロはゲーム初期、上位1周目のイベントにおいて、偏った固定概念がプレイヤーにつかないように特に気を配っていたと感じます。

  例えばサイドストで不穏な姿を見せていた敬くんは、初イベントで本心から優しいお兄ちゃんの姿、そして純真な子供の姿を見せてくれました。更に1章で悪役っぽい立場だった白星メンバーも、子供のために全員でかごめかごめという微笑ましいことをしていました。

 そしてこの頼城さんのカードとイベント、実装衣装も、その一環だったように思います。本編ではまだどこか偶像めいた印象だった「頼城紫暮」の、お茶目さ、不完全さ、子供っぽさ……つまり彼の人間らしさを見ることができ、良い意味で印象が変わった人も多いのではないでしょうか。

 かくいう私自身、彼が個性的なセーターを着たり雪合戦をするのが当時は意外でした。今では頼城さんらしいなぁとさえ思うのですが……。そういう意味でも印象深いカードです。

 

 

 

 

[向いてない]斎樹巡(開花後)

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  一般的に「壊れた瓦礫」「武器を手にした傷だらけのヒーロー」という要素だけを抜き出した場合、どんな状況を想像するでしょうか。敵と交戦中の熱い状況か、壊れた町を悲し気に見つめるやるせない状況か、力尽きたヒーローが倒れ伏す状況か……。正義くんや矢後くんの恒常SSR開花後などがまさに想像通りかもしれません。

 

 瓦礫というのは普通、危機感や苦境を演出するために描かれるものです。しかしこのカードは、むしろ穏やかで希望を感じる一枚になっています。

 爽やかな青空から降り注ぐ陽光。瓦礫に膝を立てて座る巡くんは、怪我や汚れがあるにも関わらず、優美さを全く失っていません。細く美しい指が握る長刀も花束に思える程です。そして困ったように、けれど柔らかに微笑む巡くんの表情。

 この絵についてより理解を深めるには、開花前の絵も重要だと考えます。

 開花前の巡くんは、本がずらりと並ぶ部屋の中で、本を片手に外を眺めています。窓の枠がまるで牢の格子のようです。袖の通されない白衣、窓の外の白衣の人々。整った身なりで怪我一つありませんが、その表情は晴れません。

 巡くんの開花前と開花後は、はっきりと真逆で対になっています。曇った表情と晴れやかな微笑み、暗い室内と晴天の外、本と武器、整った服(そして着れない白衣)とボロボロの戦闘服。

 それを踏まえて考えると、開花前のカードから感じる辛い思い……「斎樹巡」という決められたデザイン、「失敗作」という評価、絶望した過去、狭い世界、閉塞感……そういったものからの解放を瓦礫は暗示しているのではないでしょうか。だからこそ、その瓦礫の上に座るヒーローの斎樹巡は、「俺向きじゃない」と困ったように笑いながらも、希望に満ちた姿で描かれているのだと思います。

 

 などと真面目な考察の後にあれですが、左足のブーツのデザイン足首のくびれを際立たせていて大変良いことと、左手の指と手首が最高ということだけは伝えておきたいと思います。いいよね……!!

 

 

 

 [とっておきの魔法]霧谷柊(開花後)

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 かわいい。めちゃめちゃかわいい。スーパーウルトラかわいい。

 いや、ここまで比較的真面目に語っておいていきなり何だという感じですが、とにかくかわいくてかわいくて仕方がないので選びました。いやだってもう説明不要にかわいいじゃないですか。かわいい

  実は最初柊くんは冷たくて怖い感じの子なのかなと思っていました。それが少しずつ知っていくうちに、優しくて純粋で一生懸命な子だとわかって好きになってきて、遂にこのイベントとイラストでズキュン!!!とやられてすっかり好きになりました。良い子。かわいい。優しい。かわいい。お兄ちゃんで頑張り屋さんで孫。もう完全に孫。かわいい。

  このカードまで柊くんの微笑みを殆ど見たことなかったことも大きいですね。施設の子供たちに手品を見せてあげている場面なので、子供たちや大切な人にはこういう風に優しく笑う子なんですよね。かわいい。好き……。

  ハトにキャンディ、うさぎさんのぬいぐるみと、登場するアイテム全てかわいいです。ハトもうさぎさんもフォルムがかわいすぎる。愛らしさのメリーゴーランドです(それは別イベント)。かわいい柊くんにこんなにかわいいアイテムを配置しまくるの天才の発想すぎます。背景もかわいいし、色合いも華やかながら派手すぎずパステルカラーっぽくてかわいい。私は何回かわいいと言ったでしょうか(数えてない)

 このイベントは頑なな少年の心を解いてあげるストーリーだったので、シルクハットから弾けるように飛び出すマジックは、少年の心の解放を表しているのかもしれない……とか真面目なことを言いたいんですがそれはともかくかわいい

 そして衣装。柊くんみたいなカッコイイ子が白を基調にしたスーツ風の衣装を着てたらひたすらカッコイイになると思うし実際恰好良さも勿論あるんですが、甘やかな色合いと襟の柄、そしてリボンによって、絶妙にお菓子みたいでおいしそうでかわいい感じになっています。かわいい。好きです。

 長々と書きましたがもう一目でかわいいって全人類が理解(わか)りますから本当に説明不要ですね!!!かわいい!!!!!!!

 

 

 

[風の前の景色]矢後勇成(開花前)

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 開花後の腹筋ガチガチ殺意バリバリの矢後くんも恰好良くて大大大大大好きなので絶対見ていただきたいんですが、今回は開花前を選びました。

 白くけぶる朝の光と空気に溶けてしまいそうな矢後くんの姿は、何度見ても心臓を握られたように胸が苦しくなります。

 完全にキャラクターが中央にいるのに、主線やカラーをここまで淡くすることって、普通はまず無いんじゃないでしょうか。

 風に揺れる入院着は透け、光を含んだ毛先や肌は白く霞んでいる。けれど上着を脱いだ体躯、特に腕は逞しい。狼めいて野性的にも、あどけなくも感じる顔立ち。ぼんやり遠くを見ているようにも、意志を持ってこちらを見つめているようにも感じる。

 確かにそこに居て存在感はあるのに、同時に今にも消えてしまいそうな儚さも感じる。矢後くんの複雑な性質が一つの形としてここに現れているようです。

 そして背景。夜から朝に変わりゆく世界のグラデーション。夜と朝、死と生の間…と表しているのかはわかりませんが、新しい朝の空は眩しく、息が止まりそうなほど美しいです。

 ところで、このカードを見て思い出したのが、光希くんの恒常SSR開花後でした。前回の記事でご紹介したカードです。

 光に溶ける背景と地平、舞飛ぶ鳥たち、光を受けながらこちらを見つめるどこか儚い少年。違いは夕日と朝日であること。

 光希くんには過去の記憶が無く、矢後くんは未来が無いと言われています。先日の復刻イベントのカドストや追加ストで、この二人の記憶や未来についての話がありました。正反対の二人ですが、存在の不確かさや不安定さを思えば、似たところがあるのかもしれません。